インターネット美術館 ギャラリー華美繪
玉置 研光

【書道家】
略歴 1942年 奈良県生まれ
大阪大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士
青年期より書に取り組み、須崎海園氏に師事
漢詩、書道史、書論、文房四宝など書の周辺の研究も継続

(社)日本書芸院 一科審査会員
日欧宮殿芸術協会 会員
書法研究優游会 成範

著書 『 書を楽しむための基礎知識 』(2008年) 出版社:文芸社
書を楽しむための基礎知識

書を楽しむための基礎知識  オンデマンド(ペーパーバック)
著者:玉置 研光
出版社:文芸社 (2017年)
ASIN:B075DVVP7Y
価格:3,132円(税込)


実作者の目で書の名跡を分析。
歴史や変遷などの全体像を明らかにし、多岐にわたる書芸術の基礎をやさしく解説する一冊。

漢字およびかなをモチーフとする芸術、「書」。
漢字文化圏の日本・中国・韓国にしかないこの芸術は、その鑑賞も制作も難解と思われがち。
本書では「書」の歴史や変遷、また鑑賞の基本的なポイントとなる知識をわかりやすく解説する。
「書の見方」「石刻、木簡、印」「篆隷楷行草各体の歴史と名品の解説」「片仮名・平仮名の誕生と普及」「日本における文化と書の相関」など、内容も多岐にわたり、特に硯を科学の目で捉えた章は他に類を見ないユニークなテーマとなっている。
【目次】
1 書とは何か(書はどんな芸術か学書の過程と書の効用、ほか)
2 書の多様性(碑と石刻、印と篆刻、竹簡・木簡、ほか)
3 書の歴史と古典の名跡(漢字と書体の歴史、片かなの誕生と字源、ほか)
4 硯の基礎知識(硯を知る、硯式、刻様と呼び名、ほか)
5 日本文化と書(日本文化と書、流れの要点)

玉置研光 書道家 玉置研光 書を楽しむための基礎知識

「書を楽しむための基礎知識」 玉置 研光 (たまき けんこう)