【工芸家】
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略歴 | 1951年 東京都世田谷区生まれ 小説家を志すが、竹工芸に進む (社) 現代工芸美術家協会 本会員 |
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受賞歴 | 1997年 東京都手工芸連合会 公募展 東京都知事賞 - 立体作品「雷鳥」 1998年 第37回 日本現代工芸美術展 初入選 - 作品「霧笛」 1999年 東京都勤労者美術展 東京都議会議長賞 - 立体作品「宝燈」 他、受賞多数 |
インターネット美術館 ギャラリー華美繪
藤井 泰蔵
【工芸家】
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略歴 | 1951年 東京都世田谷区生まれ 小説家を志すが、竹工芸に進む (社) 現代工芸美術家協会 本会員 |
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受賞歴 | 1997年 東京都手工芸連合会 公募展 東京都知事賞 - 立体作品「雷鳥」 1998年 第37回 日本現代工芸美術展 初入選 - 作品「霧笛」 1999年 東京都勤労者美術展 東京都議会議長賞 - 立体作品「宝燈」 他、受賞多数 |
『 宝燈 』
1999年 東京都勤労者美術展 東京都議会議長賞受賞作
駅で若者が貧血でも起こしたか、線路に落ちた。 それを見ていた別の若者が即座に線路上に降り立ち、倒れている若者をホームに担ぎ上げようと力を尽くした。 が、時はあまりに短く、二人とも電車に巻き込まれ命を落とした。 彼は日本に来て勉強している留学生だった。 葬儀のとき、見知らぬ日本の人たちがひっきりなしにやって来て、線香をあげていった。 他者の為にと命をかけた突さの行動。 精神が肉体を超える決断性。 その魂は宝燈となってこの世を照らしている。 |